プロジェクトワイルドとは、全国各州の教育局および自然環境局の代表により構成される米国環境教育協議会に運営されている環境教育プログラムです。１９８３年に公表されて以降、全米で５，３００万人以上の子ども達が教育を受けているほか、カナダ、インド、スウェーデン等の国でも導入が検討されています。米国において、本プログラムを使用した結果、生徒が野生生物や環境に配慮した行動をとるようになったと、９５％以上の教師が報告した実績もあるそうです。

プロジェクトワイルドは、主として小学生から高校生を対象としたプログラムです。幼児を対象としたプログラムとして、グローイングアップワイルドというプログラムもあり、こちらは３歳以上が対象年齢となっています。

ネイチャリングルーム学童保育では、プロジェクトワイルド、グローイングアップワイルドのアクティブティのうち、子ども達の興味、関心、発達段階に合わせたものを選び、ゲーム・創作活動などを通じて、遊びながら楽しく、野生動物に関することを学びます。特に、小学校１年生の最初の時期は、幼児から児童への成長がスムーズにいくよう、グローイングアップワイルドのプログラムを積極的に採用していきます。

また、プロジェクトワイルド、グローイングアップワイルドのアクティビティは、国語、算数、理科、社会といった主要科目を総合的に学習できる内容となっております。日々の学校生活で学んだ基礎学力を定着させ、応用力を養うことができます。

また、ネイチャリングルームではプロジェクトワイルドの指導者養成講習会を開催しています。
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